【代表コラム】PRにおける生成AI活用の失敗例

「生成AI」、あなたの使い方は?
日頃、InstagramなどのSNSを活用されていますか?
MUSUBI planningでは、自社でInstagramアカウントを2つ運用しており、PRのご相談をいただく事業者・経営者様にも、SNSの活用をおすすめしています。
もはやビジネスではやっていて当たり前となっているSNSですが、今、そのSNSに大きな変化が起こっています。それは、“生成AIが作った投稿で溢れている”ということ。
生成AIを上手に活用すれば、投稿文や、イメージに近い画像をわずか数秒で作ってくれます。文章を考えたり、画像をデザインしたり…それが得意でない人や、自分にしかできない仕事に集中したい人にとっては救世主のような存在です。
しかし、使い方を誤ると、「応援者を増やしたい」「お客様を集めたい」といったPRの目的からかけ離れてしまう場合があります。
今日は、巷で実際に起こっている「AI活用の失敗例」をご紹介します。
失敗例①:相手の価値観とのミスマッチ
投稿に使える写真が手元にない時や、デザイン性・訴求力のある画像を作りたい時、AIに画像の生成を指示すれば、入力したプロンプト(指示内容)に基づいて、こちらの頭の中のイメージを視覚的に具体化してくれます。
この技術は大変優れている一方、特有の「AIらしさ」を拭い切ることはできません。お客様によっては、この「AIらしさ」を嫌う人がいます。
一度「自分には合わない」「苦手」なイメージがつくと、そこから挽回するのは非常に難しいです。特に「人間らしさ」「手触り感」「想い」が有利に働くスモールビジネスの場合、せっかくの「強み」を消してしまうことになりかねません。
必要なのは、見た目を美しくすることよりも、「あなたのお客様の価値観に合わせる」ことなのです。
失敗例②:SEOからの逆行
SEOとは、Googleなどの検索エンジンでWebサイトや記事を検索結果の上位に表示させ、アクセス数を増やすための施策全般を指します。検索結果で上位を獲得することで、広告費をかけずに中長期的な集客や売上アップが期待できます。
ビジネスに取り組む皆さんの中には、SEOのために熱心にブログを書いている方もいらっしゃると思いますが、実は、検索エンジン側の評価基準として、“AIらしい”記事はサイトの評価を落とします。生成AIにつくらせた“もっともらしい”記事をアップすればするほど、どんどん自社サイトの評価が落ちてゆき、上位表示やおすすめがされにくくなるという残念な結末になるのです。
検索エンジンが重要視しているのは「オリジナルの考えや体験談」。ペルソナの悩み(検索したいこと)の理解と自分の言葉で語る意識が大切です。
PRで本当に有効な「生成AIとの付き合い方」
ここまで、生成AI活用の失敗例を2つご紹介してきました。しかし、私はけして「AIを使ってはいけない」と言っているのではありません。
例えば、
- これから撮る写真のイメージを作ってもらう
- 文章の下書きをAIに添削してもらう
- デザインの構成やアイデアを提案してもらう
など、AIに主導権を握らせず、「活用」にとどめれば良いのです。
AIが生成するのは、今、世の中にあるものの「平均値」です。
世の中の平均に寄せる(=コモディティ化)のではなく、自分たちの「強み」や「らしさ」を大切にしながら、“壁打ち”や“チェック”の役割をAIに担ってもらうようにしましょう。
いかがでしたか?
日頃AIをPRに活用しているという方も、AI活用はこれからという方も、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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