【代表コラム】PRプランナーが教える、プレスリリースで「取材が来なかったとしても」信頼の資産をつくる3つの二次活用法

先日、あるお客さまとのミーティングで、配信したプレスリリースの「その後」について話題になりました。
プレスリリースとは、メディア取材・掲載を獲得するためにメディア向けに送付する資料のこと。メディアに取材してもらうにはテクニック8割、運2割、といったところでしょうか。
そのお客さまがプレスリリースを配信されてもうすぐ1週間、というタイミングで様子をお聞きすると、「まだ取材依頼は来ていないんです・・」と、成果が得られず残念そうな表情をされていました。
でも、ちょっと待ってください!ここを確認して・・この実績をPRできるのではないでしょうか?こういう形で次に繋げられるのでは?そんなご提案をさせていただくと、「知らなかった〜!そうやってPRしても良いんですね!!!」「良いこと聞いた〜!」と、おっしゃってくださいました。
今日は、「取材が来なかった=失敗」にしない、プレスリリースの「その後」の対応についてご紹介します。
リリースは断然、〇〇がおすすめ
まず、リリースの方法には郵送、メール等様々ありますが、私は断然、「プレスリリース配信サービス」の利用をおすすめします。
プレスリリース配信サービスとは、配信サービス会社がメディアへの情報提供を代行してくれるサービスで、メディア各社との強いネットワークをもとにリリースの内容に応じた担当へ確実に届けてくれるとともに、配信後の効果測定のための分析データをマイページから確認することができます。
例えば「PR TIMES」さんであれば、1本30,000円(税抜、月極料金あり)とコストはかかりますが、得られる対価は大きいと感じています。
配信サービスのマイページから見えるもの
配信サービスのマイページからは次のような客観的なデータが得られます。
- ページビュー数(訪問者数)※日別グラフあり
- 転載サイト数
- ヒートマップ
- 掲載メディア一覧
特に注目したいのは、「転載サイト数」。「転載」とは、配信したリリースの内容・画像をもとに、各社サイトにそのままの情報、あるいは一部編集された情報が掲載されること。つまり、取材なしにリリース情報のみでメディア掲載を獲得できた数と一覧が手に入ります。
取材なしで手に入る「資産」の作りかた
たとえ1週間経っても取材依頼が来なかったとしても、これらのデータは強力な「資産」になります。配信だけで手を止めずに、これらの客観的事実をもとに次につなげていきましょう。
1.自社ホームページやSNSに「実績」として掲載
他社様のサイトで「〇〇に掲載されました!」という記載を見かけられたこと、ありますよね?あれは、必ずしも「実際に取材を受けた」ものだけではありません。たとえ「転載」であっても、掲載されたことは事実ですので、「〇〇をはじめ、Webメディア計〇〇媒体に掲載されました」とPRすることができます。
それを目にしたお客様には、「公に発信され、認知されているサービス」という安心感を感じてもらえることでしょう。
2.営業資料やチラシに「掲載実績」を盛り込む
メディア掲載された実績は、お客さまとの接点となる様々な資料に「信頼の証」として表示することができます。
- 営業資料
- チラシ・リーフレット
- SNS画像
- WEB広告バナー など
一般消費者のほか、企業や組織相手にとっても確かな「選ぶ理由」の一つになるでしょう。
3.「何が響かなかったのか」の検証データにする
「PV数は多かったのに、なぜ取材に繋がらなかったのか?」→タイトルは良かったが、全体の企画性が弱かった?
「そもそも閲覧数が少ない?」→配信のタイミングや切り口がズレていた?
マイページのデータを分析することで、次の一手に向けた改善策が見え、PDCAサイクルの循環につながりますよ。
「取材が来なかった=失敗」ではない
メディア取材は、いわば“ホームラン”のようなもの。毎回狙いにいっても、必ず打てるわけではありません。
大切なのは、取材が来なかったとしても「手がかり」を大切に集め、未来のための種まきを続けていくこと。一度の当たり外れで一喜一憂せずに、打った施策を「組織の資産」に変えていきましょう◎
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