【代表コラム】PRプランナーが解説!「自社の本当の強み」は、なぜ自分たちでは気づけないのか

先月から、新しくある企業様と広報・PRのマネジメント契約を結ぶことになりました。 そのキックオフミーティングにて、経営者様からは以下のような切実なお悩みを伺いました。
- 「競合の方がメディア露出が盛んで、焦っている」
- 「自社に明確な戦略がなく、闇雲なやり方に不安がある」
- 「自分自身を広告塔として認知を広げたいが、方向性が分からない」
情報が溢れ、簡単に手に入る今の時代、少し前には新規性のあるサービスとして独自ポジションを獲得していたものも、あっという間に後発が現れ、気がつけばシェア数が追い抜かされていた、なんてことも・・・。
「自社と近いポジションにいるライバルより優位に立てる戦略が欲しい」 「客観的に見た自社の価値・独自性を知り、社会へ打ち出していきたい」
私自身もひとりの経営者ですので、焦るお気持ちはよく分かります。そんな今こそ、腰を据えて自社らしさを根本から見直すタイミングです。今回は、PRの柱となる「自社の強み」の見つけ方についてお話しします。
独りよがりの視点では「第一候補」にはなれない
新機能やイベントの告知、経営トップからのメッセージ、社内での取り組みの紹介・・・。日々発信を頑張っているのに、なぜか手応えがない。そんなことはありませんか?発信の数は十分でも、思うような反応がない時、それはもしかしたら、「自分たちが伝えたいこと」と「相手の興味・関心」との間にギャップがあるのかもしれません。
PRも、ブランディングも、マーケティングも、すべては「相手(社会や顧客)」ありきのもの。何もしなくてもニュースが洪水のように流れてくる今、「本当に知りたいこと」以外はスクロールの指を止めてもらえません。そのため、経営層や社内担当者だけの視点、いわば独りよがりな視点のままでは、地域社会に深く溶け込み、競合を抑えて「第一候補」へ這い上がっていくのは至難の業です。客観的な視点を持ち、相手に合わせて自分の見せ方を整える必要があるのです。
これは、どんなに優れた才能を持つアイドルも、自分一人の力だけではトップに立てないのと似ています。プロデューサーやマネージャーという客観的な視点が存在し、本人の「良さ」や「らしさ」を客観的に磨き上げるからこそ、「自分が勝てるポジション」や「相手に響く振る舞い方」が明らかになっていくのです。
実は、PRプランナーである私にも「自分の強み」は見えません
ここで一つ、意外な事実をお伝えします。
実は、PRプランナーである私でさえも、自社の価値を自分一人で可視化し、正しいポジショニングを見つけてブレずに施策を打ち続けていくことは、正直できません。
「自分たちの良さやこだわり」というのは、“中の人”にとっては、もはや当たり前の景色になってしまっているもの。当事者ほど、自分の中にある一番の「光る部分」に気づきにくいという難点があります。また、他社の動きをウォッチしたり、発信を真似たりしているうちに、「自分たちの本当の強みってなんだっけ?」と発信迷子になってしまうことも少なくありません。
だからこそ、弊社も積極的に外からの視点を得て、自分たちでは気付きにくい「客観的な見え方」や「新しいアイデア」を取り入れるようにしています。次に、具体的に外からの意見を活かす方法をご紹介します。
自社を「愛される存在」に成長させる2つのアプローチ
自社の独自性を確立し、社会から長く愛されるブランドになるためには、意識的に外部の視点を取り入れ、経営に活かす仕組みが必要です。おすすめのアプローチを2つご紹介します。
1. お客様アンケートで「生の声」を集める
月並みな手法ですが、定期的に顧客アンケートを実施し、自社に対するイメージや選んだ理由を調査することは非常に有効です。いただいたアンケート結果は、サービスの改良ポイントや次の顧客を連れてくるキャッチコピーとなり得る「生の声」が含まれ、まさに「宝の山」です。時には耳の痛い意見が含まれていることもありますが、それこそが自社のサービスをさらに洗練させ、「愛される存在」へと成長させてくれます。
何より、「ちゃんと顧客の意見を聴いてくれている」「誠実に向き合ってくれている」という姿勢を示すことが、顧客との信頼関係性をより深めてくれるでしょう。
2. 外部の専門家の視点を入れる
社内の当たり前(=独自の強み)をゼロベースで見つめ直し、地域社会やメディアに響く見せ方を提案してくれるPR・ブランディングの専門家を活用することです。実は、日ごろ地域事業者の皆様のPR・ブランディング支援を行っている弊社も、積極的に外部の専門家から自社に対する意見をもらっています。
客観的な立ち位置から整理してもらうことで、ブレや漏れ、偏りをなくし、一貫性ある発信が実行できるようになります。また、戦略として体系化すれば、チームで取り組む場合も品質や効率がアップします。
専門家を選ぶ場合は、単発で一般的な助言をもらうよりも、長期的に伴走しながら自社に合ったサポートをしてもらえる専門家を選ぶことをおすすめします。
まとめ:「外からの意見」を味方につけよう
自己流の発信に閉塞感を感じるなら、「自分たちの良さは、きっとここだ」という意識に、「本当にそうなのか?」「別の視点やニーズはないか?」と確認する機会を作りましょう。そのためには、積極的に「外からの意見」を受け取ってみることが有効です。それこそが、ライバルとの価格競争から抜け出し、あなただけの「固有の価値」で選ばれる未来へ進むための第一歩となるでしょう。
まずは、身近な顧客の声を聞くこと、あるいは専門家の第三者視点を取り入れることから始めてみませんか?
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MUSUBI planningでは、経営トップの「志」や「事業の強み」を客観的な視点で整理し、地域社会から選ばれる存在をめざす戦略的PRマネジメントを提供しております。
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プロカメラマンのようなつくり込んだ写真ではなく、PRプランナーがSNSやWebサイトに“ちょうどいい”親しみやすさと信頼感を両立した写真を撮影します。
