【代表コラム】「地域の特産品」作っただけで終わらせない、正しくファン化に繋げるコツ

6月も半ばに入り、初夏の瑞々しい農産物や地域の特産品が次々と店頭や市場に並ぶ、活気のある季節になりました。「農」や「地域」への想いを込めこだわりを尽くして作られた商品は、地域の誇りそのものです。

しかし、私がこれまで生産者や地域おこしへの取り組みを支援してきた中で、何度も目にした“もったいない”があります。それは、「素晴らしい特産品を作っても、それだけで満足してしまい、その先の『ファン化』へ繋がっていない」というケースです。

「これだけ良いものを作ったのだから、その価値は自然と分かってもらえるはず」と考えてしまいがちですが、情報も商品も溢れ返っている今、「良いものを作ること」と「お客様に選ばれ、愛され続けること」の間には、大きな壁が存在します

今回は、想いを込めて生み出した大切な商品を一過性のブームで終わらせず、長く愛されるブランドにするための「正しいファン化のコツ」をお話しします。

目次

「スペックの良さ」だけを語っていませんか?

商品のリーフレットや店内のポップ、SNSには何が書かれていますか?

こだわりの強い生産者様ほど、「無農薬で、糖度が〇度あって、安心安全です」「最新の設備を入れて、管理を徹底しています」といった、商品の「機能価値(スペック)」ばかりを並べてしまいがちです。

もちろん、それが商品価値であることに違いはなく、大切な事実ですが、スペックだけでの勝負は、資本力のある大手や、10円単位の価格競争と戦っていく運命を避けられません。

また、似た商品が飽和している今、消費者も“選び疲れ”をしています。

そんな中、“選ばれる理由”をつくるために着目すべきは、「あなたの人間性」や「その農産物が生まれたストーリー」です

「なぜ、この農法にこだわっているのか」「どんな未来をめざして、この地で種を撒いているのか」という、目に見えない物語――すなわち「情緒価値」なのです。

それを誰からも見える形にすることが、結果的に他との「差別化」につながります。

話を早める「導線のスムーズさ」

「機能価値」×「情緒価値」この2つが合わされば、あなたの商品の希少価値はぐんと高まります。さらに「産地」も掛け合わされば、誰かにとっての“唯一無二”になり、「指名買い」される可能性は高まるでしょう。

「これは私にぴったりな商品だ」そんな風に、相手が画面の前で「共感」「確信」したところで、「じゃあ、どこで買ったらいいの?」「どうやって応援すればいいの?」となった時、お客様に迷わず辿り着いてもらう仕組みが「WEB導線」です。

「WEB導線」とは、例えば、SNSで関心を持ってもらったお客様に別のWEBページやクローズドメディア(LINEなど)を活用して関係性を深め、購入ページまでストレスなくお連れする仕組みのこと。

これを取り入れることで、

  • こだわりの商品を、納得のいく価格で販売できるようになる
  • 仲介業者に依存せず、自力でお客様と出会い、繋がれるようになる

という、経営を安定化させ、さらに将来の法人化や事業拡大を見通せる状態が現実のものとなってきます。

あなただから、と選ばれる未来へ

「差別化(ブランディング)」×「WEB導線」この2つがしっかりと噛み合ったとき、お客様は、価格や条件での比較をやめ、「あなただから買いたい」という指名買いの循環が生まれ始めます

ここまでお話ししてきたのは、まとめると「ブランディング」と「ダイレクト・レスポンス・マーケティング(DRM)」の力を活かすための方策です。これらは決して大企業だけのものではありません。むしろ、個人や小さな組織だからこそ、味方につけることで大手と争わずに望む未来を連れてきてくれる心強い味方となります。

誰かに必要とされ、誇りある仕事を長く続けていく未来を、自分の力で手に入れるために。顧客との出会い方や、今の事業のあり方を見直してみたいときは、ぜひMUSUBI planningにご相談くださいね。

ファン化に取り組みたい方へ――地域ブランド化支援(ブランディング伴走)

「コンセプト・キャッチコピーの言語化」から「ロゴ・パッケージデザイン」「広報・PR」「WEB導線設計」まで、6ヶ月間で自走する組織の仕組みをトータルで構築・伴走支援します。(←農産物・特産品以外でも◎)

\広報・PR戦略・ブランディングについて/

目次